北朝鮮、ミサイル数発を発射
【2006年7月5日】
朝鮮民主主義人民共和国は5日、計7発のミサイルを発射した。朝に6発、夕方に1発を発射し、いずれも日本海北部に落下した模様。
東京新聞によれば、テポドン2においては「第二エンジンの燃料タンクに燃料ではなく水をいれて失敗に見せかけたのではないか」と言われている。また、発射台にテポドン2号と見られるミサイルの発射準備をしているとNBCが伝えた。
朝日新聞によれば、日本政府は現在新潟西港沖に停泊中の万景峰号の入港禁止を決め、北朝鮮との貿易や送金などを禁止、制限するなどの経済制裁を検討している。
タイムテーブル
編集すべて北朝鮮時間(UTC+9、日本時間と同じ)
- 5日午前3時32分 1発目のミサイル発射
- 5日午前4時04分 2発目のミサイル発射
- 5日午前4時59分 3発目のミサイル発射(テポドン2号と見られる)
- 5日午前7時13分 4発目のミサイル発射
- 5日午前7時30分 5発目のミサイル発射
- 5日午前8時17分 6発目のミサイル発射
- 5日午後5時22分 7発目のミサイル発射
- 5日夜 国際連合安全保障理事会で緊急会合開催
出典
編集- 『北朝鮮、ミサイル6発を発射…テポドン2号は失敗か』 — 読売新聞, 2006年7月5日
- 『日本、万景峰号の入港禁止など9項目の制裁措置』 — 朝日新聞, 2006年7月5日
- 『安保理緊急会合へ 北朝鮮への非難決議採択目指す』 — 朝日新聞, 2006年7月5日
- 『北朝鮮ミサイル:7発目を発射、日本海に落下 防衛庁発表』 — 毎日新聞, 2006年7月5日
- 『北朝鮮ミサイル:北海道にも衝撃、知事「抗議したい」』 — 毎日新聞, 2006年7月5日
- 久保田るり子 『発射が南北関係に影響 閣僚級会談の開催は不透明』 — 産経新聞, 2006年7月5日
- 小栗康之 『故意?2段目点火せず 米報復恐れ『処分』か』 — 東京新聞, 2006年7月6日
- 『テポドン2 新たな発射準備兆候』 — 東京新聞, 2006年7月6日