中村紀洋選手、オリックス入り
【2005年12月21日】
12月21日の報道機関各社によると、中村紀洋選手のオリックス・バファローズへの移籍入団が同日発表された。日刊スポーツによると、中村選手は2005年度は大リーグ・ロサンゼルス・ドジャースでプレーしていたが、成績が伸び悩み不本意だった。その為大リーグに残るか、日本球界に復帰するか迷っていたが、元・近鉄バファローズでも中村選手に指導をしていた故・仰木彬前監督からの誘いを受けて、日本球界に復帰する意志を固めたという。
朝日新聞によると、同日大阪市内で記者会見と入団契約を行い、1年契約で年俸2億円のほか、出来高払い。背番号は8番に決定した。中村選手は大阪府の渋谷(しぶたに)高等学校の卒業。1991年度のドラフト4位指名で近鉄バファローズに入団。2004年まで在籍し、2000年度はホームラン王と打点王の2冠、またリーグ優勝した2001年には打点王を獲得している。2005年度はドジャースに入団したものの17試合の出場に留まっている。
関連項目
編集出典
編集- asahi.com 『「仰木さんの訃報で決意」 中村紀がオリックス入団会見』 — 朝日新聞, 2005年12月21日
- nikkansports.com 『ノリ「清原さんと一緒に」オリックス入団』 — 日刊スポーツ, 2005年12月21日