清原選手、オリックス移籍を決める

【2005年12月20日】

12月20日の朝日新聞によると、清原和博選手オリックス・バファローズへの入団が20日決定した。

清原選手は東京都内で会見し、「仰木さん(故・仰木彬前監督)から熱心に誘いを頂いた。天国にいる仰木さんに大阪でプレーすることを報告したい」とオリックス入りを決意した理由を述べている。またオリックス球団の小泉隆司社長は「清原選手の現役集大成となるように、会社・チーム全力を挙げて応援したい」とバックアップ体制を整えることも明らかにした。

清原選手は1985年のドラフト第1位指名で西武ライオンズに入団した。6回の日本一に貢献し、その後フリーエージェント権利を行使して1997年に巨人軍へ移籍した。2004年には2,000本安打、2005年には500号ホームランを決めているが、同年はひざの故障とそれに伴う手術を行ったため、試合出場は96試合、打率.212、ホームラン22本に留まり、巨人軍から戦力外通告を受けていた。

また中国新聞の報道によると、オリックスの関係者が2005年にオリックスに吸収合併された大阪近鉄バファローズに在籍し、その後大リーグ3Aでもプレイした中村紀洋選手についても獲得がほぼ決定的な情勢であることを公表している。

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