マイクロソフトの新作OS「Windows 7」が全世界同時発売

【2009年10月23日】

東京新聞によると、パソコン基本動作ソフト(OS)であるマイクロソフトウインドウズシリーズの最新版となるウインドウズ7(セブン)が、10月22日(UTC+9)から全世界一斉発売を開始した。

ウインドウズシリーズの新作は、ビスタの発売以来2年9ヵ月ぶり。このビスタでは、パソコンの動作が遅くユーザーから不評を買ったことを踏まえ、ミニノートパソコンなどの性能の低いパソコンでもスムーズに動くようにされた。また、操作性や検索、ネットワーク機能の向上にも努めた。毎日新聞によると、このウインドウズ7はパソコンの画面に触れるだけで操作できるタッチパネル機能にも対応している。日本の市場においてのソフトの本体価格[注釈 1]XPやビスタなどからアップグレードする家庭向けの更新版で15,800円となっている。

日本国内のパソコン店で著名人出席のセレモニーも

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毎日新聞によると、このウインドウズ7発売を記念したセレモニーが日本のパソコン店でも行われ、ヨドバシカメラ秋葉原店では、モーニング娘。出身女優矢口真里さんや、ウインドウズ7の開発指揮者であるスティーブン・シノフスキー氏らが出席してのセレモニーがあり、シノフスキー氏は「ウインドウズ7は皆さんからの意見を聞き、私たちがベストを尽くした」と語り、また矢口さんも「1日10回はブログを更新できそう」と話している。

また、産経新聞によるとビックカメラ有楽町店ではマイクロソフト日本法人の樋口泰行社長や、タレント・南明奈さんらが、午前9時の発売開始に併せてくす玉を割って発売を祝った。樋口氏は、「予想を上回る反応のよさで、年末商戦の起爆剤になることを期待している」と話した。

産経新聞の別の記事によると、一般向けのものに先駆けて秋葉原の一部の量販店では、自作パソコン用の製品を発売するために10月21日の深夜から店頭に準備、日付が変わった22日午前0時になるのを待って発売を開始し、パソコンユーザーの長い行列ができたという。

中国では早くも海賊版が登場

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産経新聞の更に別の記事によると、中国では早くもこのウインドウズ7の海賊版が流通されている。上海市内のある店頭では、この海賊版が1枚5(日本円換算で約65円)という安い値段で売り出され、地元の大学生らに人気がある。すでにこの店では、数百枚もの偽ウインドウズ7が販売されていた。なお、原版をどこで入手したか、またどこまで正常に作動するかなどについては不明だという。アメリカのソフト著作権保護団体の「2008年度版海賊版ソフト調査」によれば、中国のパソコン市場に占める海賊版の比率は80%で、被害総額はアメリカドルにして実に約66億7700万ドル(日本円換算で約6000億円)になる。

情報源

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注釈

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  1. 標準的な価格。店頭価格ではありません。

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