ニューカレドニア、2011年の南太平洋競技会の開催地に

【2005年9月2日】

ニューカレドニアの地図(資料)

2011年の南太平洋競技会の開催地がニューカレドニアに決定し、開催準備が始まっている。

7月31日、パラオで行われた南太平洋競技会委員会で、投票により開催地が決まった。2005年パラオ南太平洋小競技会のマイケル・ホワイト実行委員長が公表した。他の候補地として、ソロモン諸島アメリカ領サモアが名乗りを挙げていたが、アメリカ領サモアは第1回投票で敗退した。

南太平洋競技会は、1963年以後、4年おき、夏季オリンピックの前年に開かれるスポーツ競技会で、南太平洋のほとんどの国や地域が参加する。南太平洋競技会に選手を派遣している国・地域すべてに、開催地への立候補資格が与えられている。ニューカレドニアでの南太平洋競技会開催は、1987年のヌーメアでの開催以来となる。

ニューカレドニアが開催地に選ばれた理由として、ホワイト実行委員長は、開催希望国すべてに義務付けられている6年間の招致活動の結果であるとした。「開催招致趣意書をいつ提出すべきか、何が開催招致趣意書に書かれるべきかは、憲章に述べられている。南太平洋競技会委員会では、大会の6年前にすべての開催招致趣意書を調べて、招致国の趣意説明を聴いた上で、どの国が開催国となるかを決定する」とホワイト実行委員長は述べた。

オセアニアでは、南太平洋競技会に次ぐ規模であるミクロネシア競技会の2006年大会開催地も、8月末になり、再選考に向けた動きが始まっている。現在北マリアナ諸島が正式に立候補している。2006年のミクロネシア競技会は当初ミクロネシア連邦ヤップ州が開催すると決定されたが、最近の台風の被害により、ヤップが開催を辞退していた。2010年のミクロネシア競技会開催地はマーシャル諸島に決定している。

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出典


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