トリノ五輪・女子モーグル、ジェニファー・ハイルに金、上村5位、里谷15位
開・閉会式、総合結果など
競技結果
解説・資料
【2006年2月13日】
読売新聞によると、トリノオリンピック第2日目の現地時間11日(UTC+1、日本時間12日未明)、フリースタイル・スキー女子モーグルの決勝が行われた。日本勢は上村愛子、里谷多英、伊藤みきの3選手が決勝に進出したが、上村の5位入賞が最高位だった。
上村は第2エアで「コークスクリュー720」の大技を決め、長野オリンピック7位、ソルトレークシティオリンピック6位に続き、3大会連続入賞を果たした。一方の里谷は第2エアでの着地が乱れて15位に終わり、3大会連続のメダル獲得は逃がした。
時事通信、共同通信によると、優勝したのは今冬のワールドカップで種目別首位に立つカナダのジェニファー・ハイルだった。派手なエア技こそなかったものの、確実で安定した滑りをみせ、26.50点の高得点をマーク。見事金メダルを獲得した。また、オリンピック2連覇を狙ったノルウェーのカーリ・トローは25.65点で2位となり、ハイルに0.85点の大差をつけられ敗れた。
なお、畑中みゆきは予選27位で決勝進出はならなかった。
決勝の結果は以下の通り。
- 1位:ジェニファー・ハイル (カナダ)
- 2位:カーリ・トロー (ノルウェー)
- 3位:サンドラ・ラウラ (フランス)
- 5位:上村愛子
- 15位:里谷多英
- 20位:伊藤みき
出典
編集- 読売取材団 『女子モーグル、日本メダル逃す…上村5位、里谷15位』 — 読売新聞, 2006年2月12日
- 読売取材団 『女子モーグル、上村・里谷・伊藤が決勝進出』 — 読売新聞, 2006年2月11日
- 『フリースタイル 女子モーグル (日程と結果)』 — 読売新聞, 2006年2月12日
- 時事通信 『ハイル、実力発揮で頂点=女子モーグル(時事通信)』 — Sports @nifty, 2006年2月12日
- 共同通信 『上村悔しい5位! 日本勢メダルならず-女子モーグル決勝』 — サンケイスポーツ, 2006年2月12日