ジーコ氏 FIFA会長選立候補へ向けて呼びかけも苦戦の状況変わらず

【2015年9月25日】

FIFA会長選に向けジーコ氏は水面下で候補者として擁立を受けるべく、有力者の協力を得るための懸命の努力を続けている。

ジーコ氏は9月24日にもスイスのチューリッヒ市内にあるホテルにて、日本サッカー協会田嶋幸三副会長に加え、欧州サッカー連盟ミシェル・プラティニ会長、ほかFIFAの理事らと会談の機会を設け支持を訴えているが、推薦の確約を得るまでには至らず、ジーコ氏は芳しい成果を上げられていない状況に置かれている。

ジーコ氏は取材に対して、「そもそも、5者(のサッカー協会)の推薦が必要という規定はおかしい。48年間サッカーをしてきた信頼が既にあるというのに」と語り、現状への苛立ちを見せている。一方でジーコ氏は「日本の支持があれば。FIFAを取り巻くスキャンダルで、サッカーのイメージが悪くなっている。既に改革に取り組んでいるが、もっとクリーンにしていきたい」と改革に向けての意気込みも見せ、さらなる支持を訴えた。

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