シュレッダーによる指切断事故 ナカバヤシ製品でも
【2006年9月13日】
岩手日報によると、大阪市の事務機メーカー・ナカバヤシ製のシュレッダーで2003年から2006年7月に幼児が指を切断する等の事故が5件あったことを同社が発表した。
事故は埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府の4つの府県で住宅や事務所などで1歳から3歳までの5人の女の子の幼児がシュレッダーによる負傷をし、そのうちの2人は右手の指を切断する大怪我だった。ナカバヤシは9月5日に経済産業省に報告を行うとともに、対象4商品のうち、2商品の出荷を停止するとともに安全装置などを取り付ける無償での回収・交換を行う。
また、日本経済新聞によると経済産業省は12日、新たに富士ゼロックス社(東京都)のシュレッダーで1991年に大阪府の当時1歳の男の子が右手を切断する事故を起こしていたことも発表した。これについては既に対象商品の約99%が改修済みである。
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編集- シュレッダーによる指切断事故相次ぐ(2006年8月24日)
出典
編集- 『幼児の指切断など事故5件 ナカバヤシのシュレッダー』 — 岩手日報, 2006年9月12日
- NIKKEI NET 『シュレッダー事故、幼児の指切断が新たに3件』 — 日本経済新聞, 2006年9月12日
- 『紙用シュレッダーによる幼児の指切断事故に係る関係団体からの報告』 — 経済産業省商務情報政策局消費経済部製品安全課, 2006年9月12日