サッカーJリーグ・アビスパ福岡が5年ぶりのJ1返り咲き決める

【2005年11月24日】

11月23日の報道機関各社によると、同日サッカー・J2リーグ(Jリーグ2部)アビスパ福岡徳島ヴォルティス戦が、博多の森球技場福岡市)で開かれ、0-0の引き分けでアビスパが今季2位以内を確定、2006年度からのJ1リーグ(Jリーグ1部)への自動昇格を決定した。

読売新聞によると、この試合アビスパは開始当初から試合を優位に進めるが、ゴールには結び付けられなかった。一方のヴォルティスもアビスパゴールに襲い掛かったが得点を奪えず、双方無得点のまま引き分けとなった。しかし、勝ち点は74となって、残りの2試合に連敗しても3位のベガルタ仙台(勝ち点67)が連勝した場合の勝ち点73よりも上位となるため、J1自動昇格の条件である2位以内が確定した。2001年のJ2降格から5年ぶりのJ1である。

朝日新聞によると、アビスパは中央防犯サッカー部として1982年、静岡県藤枝市で結成。1995年に本拠地を現在の福岡市に移し、「福岡ブルックス」としてJFLサッカーリーグ(当時の2部リーグ相当)で優勝しJリーグ入りを決めた。1996年に現在のアビスパ(スペイン語で蜂を意味する)に改称。しかし常に下位に低迷し、2001年にJ2へ自動降格した。その後2004年にJ2第3位となり入れ替え戦・対柏レイソル戦に臨んだが、敗れ、J1復帰はできなかった。

J2リーグは12チームの4回戦総当り方式(全44試合)で争われ、年間成績の第1,2位のチームがJ1へ自動昇格(代ってJ1リーグの第17,18位のチームがJ2へ自動降格)となる。また、第3位のチームはJ1の第16位のチームと入れ替え戦に廻る。

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