サッカー・Jリーグ、史上初の「再開試合」は川崎Fが逃げ切る

【2009年10月8日】 日経新聞によると、サッカーJ1リーグで史上初となる「再開試合」となった鹿島アントラーズ川崎フロンターレ戦が10月7日(UTC+9 以下同)、カシマサッカー場であり、川崎Fが3-2で逃げ切り勝ちをした。鹿島は2003年の延長戦廃止以後ワーストの5連敗。一方川崎Fは勝ち点49で、首位グループで勝ち点50で並ぶ清水エスパルス、鹿島(得失点差により清水1位、鹿島2位)に1点差に迫った。

日経新聞によると、この試合は豪雨によりグラウンドコンディションが悪化したために「後半29分・鹿島1-3川崎F」で中断したもの。第4審判員以外の選手・審判員はすべて9月12日の中断前と同じ状態から行った。

サンケイスポーツによると、この再開試合は、後半29分にフリーキックから岩政がゴールを決めて鹿島が2-3と追い上げた。その後も積極的にゴールへ向かう姿勢を見せたが、同点ゴールを奪うことができなかった。勝利した川崎Fの中村は「すっきりとした。この試合がどこか心に引っかかっていたから」とようやく1ヶ月近くの「死闘」を終えた感想を述べると、チョン・テセは「これで(気持ちを)切り替えられる。残り6試合は全部勝つ」と、改めて気を引き締めている。その一方鹿島は敗戦するも、岩政は「チームにアグレッシブさが戻った」と好調をPRしている。

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