インドネシアで石油製品が平均2倍以上の値上げ

【2005年10月1日】

インドネシアバリ島のガソリンスタンド(資料)

インドネシアで1日からガソリンなどの石油製品が値上げされると予告されていたが、平均2倍以上と、予想を大きく上回る値上げ幅が発表された。

じゃかるた新聞、日本経済新聞によるとインドネシアのアブリザル・バクリー経済担当調整相は1日未明、プレミウム・ガソリンの公定価格を2,500ルピア(約27円、ヤフー・ファイナンスによる)から4,500ルピア(約50円)へ約87.5%値上げした。また、一般向け灯油は700ルピア(約7.7円)を2,000ルピア(約22円)とし、185.7%値上げした。軽油は約104.7%値上げして4,300ルピア(約47円)とした。即日実施した。

発表に伴い、バクリー経済担当調整相は「弱者救済策を徹底する」と述べた。

じゃかるた新聞によれば、これまで、政府筋は50%から80%の値上げ幅をリークしてきた。また、ロイターによると、アナリストの予想する値上げ幅は50%程度であった。


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