Xbox Liveのアカウント数、予定より半年早く1000万に到達

【2008年1月9日】

Xbox本体(資料、GFDL)
Xbox 360本体(資料、CC-BY2.0)

米Microsoftが1月6日、Xbox Liveのアカウント数が当初の予定より半年も早く1000万に到達したことを発表した。

Xbox Liveは2002年11月にアメリカで開始されたマイクロソフトの家庭用ゲーム機XboxおよびXbox 360向けオンラインサービスで、プレイヤー同士のオンラインプレイやゲームの拡張コンテンツ等を提供する。また2007年5月にはWindows用ゲームソフトにおいてXbox Liveのアカウントを利用して同様のサービスを提供する「Games for Windows Live」のサービスが開始されている。今回の発表はこれらのサービスで使われるアカウントの総数が1000万に到達したというものである。

2002年にXboxでサービスが開始された当時はクレジットカートによる有料サービスのみであったが、2005年のXbox 360の発売に合わせて料金システムが変更され、オンラインプレイをサポートするゴールドメンバーシップの料金決済にプリペイドカードが追加されたほか、追加コンテンツについてもXbox 360においてはマイクロソフトポイントと呼ばれる前払いのシステムが採用されている。またアメリカでは映画などの映像コンテンツの提供も行われており、マイクロソフトは同日のプレスリリースでディズニーMGMがXbox Liveでの映像コンテンツ提供に参入することも発表している。

2007年末から2008年初頭にかけてXbox Liveのアクセスが大きく増加しており、2008年1月2日には1日の接続数が過去最高になっている。しかしこのアクセス数の増加により接続などに関する障害も多く、1月3日にはスタッフ達の現状として頻発する障害に対する対応に関して声明を発表している。この声明においてもアカウント数の増加について過去最高のペースであると伝えている。

出典 編集