NHK朝ドラ、関東では二作連続で視聴率振るわず。関西では「ちりとてちん」健闘
【2008年4月2日】 スポーツニッポンによると、NHKの朝の連続テレビ小説 (通称: 朝ドラ)「瞳」の3月31日の初回の関東地区における視聴率は、ビデオリサーチの調べでは1964年からの統計上ワースト2位である16.5%という記録になった。ワースト1位は2007年の「どんど晴れ」である。また、関西地区では16.2%でワースト5位。
また、「瞳」の前の「ちりとてちん」については、時事通信やデイリースポーツによると、3月31日のビデオリサーチ社の発表では関東地区で15.9%と過去最低であったことが判った。時事通信によれば、これまでの最低平均視聴率は「天花」(2004年)の16.2%。しかしながらデイリースポーツによると、関西地区では「ちりとてちん」の製作を行ったNHK大阪放送局に視聴者からの続編要望の声が伝えられていたほどで、平均視聴率も3年ぶりの17%台である17.0%となった。NHK大阪放送局はスピンオフ (派生) 作品「ちりとてちん外伝」(仮題) を製作し、7月に近畿ブロックで放送する予定。朝ドラでのスピンオフ作品の作成は初めてのことである。
出典
編集- スポニチAnnex 『NHK朝ドラ「瞳」初回視聴率16・2%…出足今一つ(芸能)』 — スポーツニッポン, 2008年4月2日
- 時事ドットコム 『「ちりとてちん」の視聴率15.9%=関東地区で朝ドラ史上最低』 — 時事通信社, 2008年3月31日
- デイリースポーツオンライン 『朝ドラ初“続編”「ちりとてちん外伝」』 — デイリースポーツ, 2008年4月1日