NHKと民放が同じ番組を全国同時放送 - 地デジ移行促進運動

【2010年7月5日】 テレビ朝日と毎日新聞によると、NHK民放全127局[1]が一斉に7月4日午後5:59から1分間、地上デジタル放送への移行促進を呼びかける特別ミニ番組を放映した。テレビ朝日によると、この番組は「全国一斉地デジ化テスト」で、テレビ放送開始以来初の試みである。

毎日によると、この番組は受信機がアナログかデジタルかによって内容が途中から異なるというもの。アナログ放送を見ている世帯では「2011年7月24日、あなたのテレビはこうなります」という字幕を表示し、砂嵐状態の画面が出てきて、デジタルへの移行を促すというものだった。また読売新聞とテレビ朝日によると、デジタル受信機で見ている世帯に対しては2台目以降もデジタルに対応するように呼びかけている。

毎日とテレビ朝日によると、7月5日からはアナログ放送では画像比「4:3」の画面に「16:9」のワイド画像をフルで流し、その上下に黒い帯が入るレターボックスサイズでの放送が行われ、この黒幕の部分にはデジタル放送移行を呼びかける字幕などを表示するとしている。また日本民間放送連盟は、7月5日以後もこの特番で放送された内容を基として、各放送局が独自に非サイマル(デジタルとアナログが異なる内容)で地デジがPR出来るように15秒・30秒・1分(=60秒)の3種類のスポット素材を製作して、活用する予定であるとしている。

情報源 編集

  1. 毎日より

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