NASAが発表、太陽系に第10惑星か

【2005年7月30日】

2003 UB313の天体の想像図。右下は太陽。NASA/JPL-Caltech提供

アメリカ航空宇宙局 (NASA) は29日、太陽系の新たな惑星を発見したと発表した。この天体は米カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン博士らが2003年10月に発見し、当時2003 UB313と仮名称をつけたもの。天体はカイパーベルト上にあり、極めて遠くにあるため動きが分からず当時は惑星だと確認できなかったが、今年になって調べ直したところ、太陽を周回していることや、冥王星の1.0倍から1.5倍の大きさであることが分かり、博士らは惑星であると判断した。

ただし、今回の発表によって惑星だと確定したわけではない。惑星かどうかは、来年夏に開かれる国際天文学連合 (IAU) の総会で決定される予定である。もし惑星だと判断されれば、1930年に発見された冥王星に続く、太陽系10番目の惑星となるが、惑星の基準については議論があり、現在知られている9つに限るべきだとする説や、海王星外の天体を惑星とみなさず、冥王星についても惑星扱いすることは不適切だとする説などがある。なお発見者たちは、2003 UB313はその大きさから固有名をもつことが適切だと判断し、すでに名前をIAUに提案済みである。

出典


この記事はアーカイブされており、原則として編集ができません。

ウィキニュースに掲載された記事は、執筆・公開された時点のものであり、公開後に発生・判明した出来事や知識を網羅しようとするものではありません。

訂正がある場合、訂正内容とともに{{editprotected}}テンプレートをトークページへ追加することで管理者目に留まるようになります

なお、方針により、アーカイブされた記事内容の変更・更新は行わず、文法や書式の修正依頼などのみ受け付けています。

なお、掲載されている情報源や外部リンクの中には、時間の経過によりオンライン上で利用できなくなったものがあります。