mixiが利用規約改定案の内容を一部修正

【2008年3月21日】

ITmediaBroadband Watchによると、ソーシャル・ネットワーキング サービスmixi」を運営する株式会社ミクシィが、2008年4月1日より施行する新利用規約案を3月19日に公表した。mixiは3月3日に新利用規約改定案(以下、旧改定案)を発表したが、その内容を一部修正したもの[1][2]。ITmediaやBroadand Watch、MONEYzineによると、この旧改定案にある投稿に対する著作権の取り扱い部分がユーザを中心として議論の的となっていた[3][4][5]。今回の新利用規約案ではその問題への対応が修正されたとITmediaが報じた[1]

ITmediaやBroadband Watchによると、旧改定案には「利用者がmixiに投稿した日記などについて、利用者は、ミクシィ社が無償で非独占的に使用することを許可」や「mixi利用者は、ミクシィ社に対して著作者人格権を行使しない」という内容が含まれていた[1][2]

3月19日、ミクシィ社は旧改定案の修正を発表し、「利用者の日記などについては利用者によって設定された公開範囲を越えることはない」、「著作者人格権の行使を禁ずる条文については削除」、「利用者は、ミクシィ社が利用者の日記などを使用する際には、コンテンツの一部や氏名を省略することを許可」などの内容に改めたとITmediaやBroadband Watchが報じた[1][2]

修正に至るまでの経緯 編集

ITmediaやBroadband Watchによると、3月3日にミクシィ社は「mixi」の利用規約を改定し、4月1日に施行することを発表。その改定案を利用者に対して公表した。その内容を読んだ利用者の中は、ミクシィ社は利用者の日記を無断で出版できると読み取る利用者もいた[3][4]

ITmediaやINTERNET Watchによると、3月4日、ミクシィ社は利用者から寄せられた数多くの質問を受けて改定案の趣旨について説明を行った[3][6]。INTERNET Watchでは同社が改定内容の修正やQ&A作成に対する検討を表明したと報じた[6]

出典 編集