Jリーグ・鹿島アントラーズサポーターに無期限スタジアム観戦禁止処分

【2008年9月21日】 47NEWSによると、9月20日に千葉県柏市日立柏サッカー場であったサッカーJ1リーグ柏レイソル戦において、客席から垂らしていた応援用大旗がレイソルの選手に当たって、試合を中断させたとして、鹿島アントラーズは同クラブのサポーターをホーム・アウェーを問わず全ての試合のスタジアムでの無期限観戦禁止の処分を9月21日決めた。

日刊スポーツによると、問題の行動はこの試合の前半34分にアントラーズの応援席にいたアントラーズのサポーターが振った旗さおがレイソルのアレックス選手に当たったもので、この旗さおを振ったサポーターはハーフタイムに退場させられた。また試合前や試合後に両軍のサポーターがトラブルを起こし、試合前にはレイソルのサポーターが唇を切る軽傷。試合後にはレイソル側のゴール裏応援席に進入したアントラーズのサポーターをレイソルのサポーターが外に追い出してバックスタンドで暴行を行い、アントラーズのサポーターに4針縫うケガを負わせた。

47NEWSによると、これを受けてアントラーズはレイソルと協力して問題のトラブルを起こしたサポーターを特定。Jリーグの定める観戦規定に基づいてこのサポーターに対し処分を決め、本人に通知した。

毎日新聞によると、アントラーズの大東和美社長は「極めて重く受け止めている。安全で快適なスタジアムを推進するJリーグ全体の信頼を損うもの」と謝罪した。

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