Jリーグテレビ中継権、スカイパーフェクTVが取得

【2006年8月15日】

スポーツナビによると、Jリーグテレビ中継権について、2007年度から5年契約でスカイパーフェクTV(スカパー)が全試合のCS衛星放送での独占的な放映権を取得することがわかった。

それによると、スカパーはJ1(1部)、J2(2部)の全ての試合を中継することにしている。現在地上波とBS衛星放送での放映権を持っているNHKTBSテレビBS-i含む)は引き続き放送するが、この2社に対しても放送の優先権を持つため、J1リーグ各節9試合のうちスカパーが優先権指定を持つ数試合はNHKとTBSでは生中継できなくなる。

ただし、朝日新聞、読売新聞によれば、優勝に絡む試合などについては優先権にかかわらず地上波での中継も認められるという。NHKはBS衛星放送での中継が大幅に減る分、ローカル中継を強化する方針で、中継試合数は2006年並を維持できるだろうとしている。3社を合せたテレビ放映権料は年間推定50億円という。

Jリーグでは2002年から2006年の5年間契約でNHK、TBSとJ SPORTS社(CS衛星放送)と放映権を結んでいたが、NHKが2007年以後の中継に際して放映権料の減額を要求。これをきっかけにJリーグはスカパーに対して優先中継権つきで全試合の中継権を与えたという。

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