Jリーグ、新たに3チームのJ2加盟承認

【2008年12月2日】 サッカーJリーグは12月1日(UTC+9)に開催した臨時理事会で、下部団体の社会人リーグ・JFL日本フットボールリーグに属していた栃木SCカターレ富山ファジアーノ岡山の2009年度からのJ2リーグ加盟(事実上昇格)を承認した。

時事通信によると、この3チームは2008年度JFLにおいてJ2加盟の成績面での条件である4位以内(栃木SC2位、カターレ3位、ファジアーノ4位。優勝は準加盟ではないホンダ)を確保し、その上で経営面でも改善のめどが立ってJ2加盟の条件を満たしたと判断された。なお、2009年度はJ1リーグとJ2リーグは同じ18チームづつとなるため、6月に行われた理事会での決定通り、入れ替え戦は開催せず、J1の下位3クラブとJ2の上位3クラブの自動入れ替えのみを行う。またJ2は2009年度も全チーム3回総当りとする。

サンケイスポーツによると、参入を決めた3チームのうち、カターレは地元富山市の球団事務所にその知らせを伝える電話がかかると、応援団から歓声が上がり、同クラブの中尾哲雄社長は「(YKKアローズ北陸の統合)1年目でJ2入りを勝ち取り、画期的では」と喜びを語った。

また中国新聞によると、同じくファジアーノは岡山市での会見で木村正明社長が「いろいろな方が支えてくれてここまで来られた。プロスポーツ空白地域の岡山県で多くの人がファジアーノに注目し、後押ししてくれた」と語り、また、手塚聡監督も「今年以上に大変な試合の連続となるが、足を止めずJ1入りを目指す」と抱負を語っている。

サンフレッチェとモンテディオのJ1昇格も承認 JFLは地域リーグから3チーム昇格

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Jリーグの臨時理事会は併せて2008年度J2リーグで上位2位までに入ったサンフレッチェ広島(優勝)、モンテディオ山形(2位)のJ1リーグへの自動昇格と、12月10日・13日に予定されるJ1・J2入れ替え戦でJ2リーグ3位のチームが勝ち抜いた場合のJ1昇格を正式に承認。

また、JFLはこの3チームのJ2加盟に伴い、地域リーグ決勝大会で上位2位までに入り自動昇格した町田ゼルビアVファーレン長崎に加え、3位だったホンダロックも当初予定されていたJFL最下位(18位)チーム・三菱水島との入れ替え戦は行わず、自動的に昇格することが決定した。(正式承認は12月9日にあるJFL評議員会で決定される)

J2入りを逃したガイナーレ鳥取は

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一方、山陰中央新報によると、JFL5位で2009年度のJ2入りを決められなかったガイナーレ鳥取塚野真樹社長が鳥取県庁で会見し、「来年(2010年度)からのJリーグ入りを目指す」として、組織体制の見直しを図ってJ2参入に再挑戦することを表明した。

今シーズンは赤字経営を覚悟してプロ選手を主体に大型補強を実施。ガイナーレが自社で確保した1億8000万円を上回らない範囲での「身の丈経営」を目指すつもりだったが、総事業費が2億8000万円まで膨らんだ。現在30人の所属選手のうち29人がプロ契約であるが、今後はプロを減らしアマチュア契約の選手を増やすことを示唆した。塚野氏は「戦力を落とさずに経費をかけない難しい経営をしなければいけないが、それはチームのフロントの努力にかかっている」と話している。

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