FIFAのブラッター会長 フランスのラジオ局のインタビューで本音語る

【2016年2月19日】

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ウィキペディア2015年FIFA汚職事件に関する記事があります。
ブラッター会長(2015年撮影) (CC-by-4.0 帰属: Kremlin.ru)

2016年2月18日、FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長がフランスのラジオ局であるRMCでのインタビューで、心境を明らかにした[1]

この中で、ブラッター会長は、「私の旅立ちはとても寂しいものだ。自分自身を守る術がなく、突然友人が誰もいなくなった」と苦しい胸の内を明らかにしたうえで、FIFAの会長としての功績については、1998年の就任以来、およそ20年の期間で、組織を発展させてきたことを自ら評価し、「過去40年間、FIFAでサッカーを発展させてきたが、今ほど良い時期はない。欧州チャンピオンズリーグのサッカーのクオリティーを見るといい」と、成果を強調した[1]

また、この2月26日に行われることになっている、FIFA会長選に立候補者している5人については、公には誰も支持しないと、特定の候補者の支持を明らかにしなかった[2]。さらに、ブラッター会長は複数のサッカー協会から、誰の候補者に投票するべきかを聞かれたことを明かしたうえで[1]、「良心に従って、良いと思った人に投票すればいい」と、話している[2]

情報源 編集

  1. 1.0 1.1 1.2 「無防備な」ブラッター会長、退任迫るなか胸の内を吐露』 — フランス通信社, 2016年2月19日
  2. 2.0 2.1 共同通信社 『活動停止のブラッター氏、FIFA会長選立候補者の支持表明せず』 — サンケイスポーツ, 2016年2月19日