E955系試験電車、報道陣を乗車させて走行

【2006年3月1日】

NHKによると、世界最速の営業運転を目指す新幹線E954形電車「FESTEF360S」(ファステック360エス)の走行試験が、東北新幹線の仙台駅と北上駅の間で行われており、3月1日未明、報道陣向けに公開体験乗車が実施された。

公開体験乗車では、仙台駅を午前2時前に出発した試験車両が12分後、宮城県栗駒市くりこま高原駅付近で時速360kmに達した。産経新聞は366kmまで上がったとしている。NHKによると、JR東日本ではモーターや車体の軽量化により、時速360kmで営業することを目指している。また、JR東日本は「振動・騒音ともに現在営業運転している『はやて』の時速275kmの同レベルまで試験列車は達している」と説明した。

産経によれば、2005年8月に398kmの速度を記録している。NHKによれば今後も快適さなどの走行試験を2007年度まで続けるという。産経によればその後、2011年に時速360kmでの営業をしたいとしている。2006年現在、営業している新幹線の最高速度は、山陽新幹線「のぞみ」やフランスの「TGV」の時速300kmである。

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