95年の八王子スーパー射殺事件に300万円の懸賞金
【2006年8月2日】
警視庁八王子警察署は、1995年7月30日に八王子市内のスーパーで起きた拳銃殺害事件で、犯人逮捕のための有力な情報に対し、300万円の懸賞金を支払うことを明らかにした。
警視庁と産経新聞によると、この事件は、1995年7月30日午後9時15分すぎから20分すぎまでの間に、八王子市大和田町4丁目のスーパーマーケット「ナンペイ大和田店」の2階事務所内で、アルバイトの女子高校生前田寛美さんと矢吹恵さんが手を縛られ、テープで口を塞がれた上で、パートの稲垣則子さんと共に頭を拳銃で撃たれて即死した事件。事件から11年が経過し、時効まで4年となった2006年7月30日から2007年7月29日(予定)までの間に、捜査本部に寄せられた最有力情報に対して、地元の有志や遺族の作る「捜査に協力する会」から300万円が支払われる。
日本経済新聞、日刊スポーツ、産経によると、30日には、午後1時ころから捜査員やボランティアなど110人が近くの駅前などで情報提供を呼びかけるメモ帳を配布し、情報提供を訴えた。
産経によればのべ11万人を超える捜査員が投入され、現在でも24人が捜査に専従している。
- 連絡先:大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件特別捜査本部(電話042-646-4240)
出典
編集- 『大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件』 — 警視庁, 2006年7月28日
- 『広報けいしちょう あの事件は今 :警視庁』 — 警視庁八王子警察署内 大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件特別捜査本部, 2006年7月28日
- 『八王子スーパー3人射殺、えん恨説浮上…時効まで4年』 — 読売新聞, 2006年7月30日
- 『八王子の強殺、発生11年 有力情報に300万円』 — 産経新聞, 2006年7月31日
- 『八王子スーパー射殺事件から11年、有力情報提供に300万円』 — 日本経済新聞, 2006年7月31日
- 『有力情報に300万円提供 八王子スーパー3人射殺事件』 — 朝日新聞, 2006年7月30日
- 『スーパー強盗殺人事件で懸賞金300万円』 — 日刊スポーツ, 2006年7月30日