4000万円恐喝容疑で山口組No2を逮捕

【2010年11月18日】 NHKによると、指定暴力団山口組を事実上取り仕切る「No.2」とされる幹部の男が土木工事をめぐって合計4000万円を脅し取った疑いが強まったとして恐喝の疑いで京都府警が逮捕した。逮捕されたのは名古屋市にある山口組傘下の団体「弘道会(こうどうかい)」の会長・高山清司容疑者(63)。

時事通信が捜査関係者の調べとして報じたところ、高山会長は山口組系の「淡海一家(おうみ・いっか)」(大津市)と共謀して京都市内の土木業者の男性に対するみかじめ料として4000万円を脅し取った疑いがもたれている。またNHKによると、高山会長は系列の暴力団組長とこの男性が飲食する店に同席して、組長を指差しして「よろしく頼む」といっていたとされている。京都府警は11月18日早朝、神戸市内にいた高山会長を逮捕した。

NHKによると、日本警察庁は現在、6代目山口組組長の司忍(つかさ・しのぶ)こと篠田建一受刑者銃刀法違反での服役期間が来年終わるため活動が再び活発化する恐れがあるとして日本全国の警察に対し、摘発の徹底をするように指示していた。

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