2014年冬季五輪はロシアのソチで開催決定
【2007年7月5日】 東京新聞によると、国際オリンピック委員会(IOC)第119次総会がグアテマラで開催され、7月4日(現地時間)、2014年に予定されている冬季大会の開催地をロシアのソチとすることが決まった。ロシアではソビエト連邦時代の1980年にモスクワ夏季大会が行われたが、冬季大会は初めてとなる。
デイリースポーツによると、2014年冬季五輪へはソチのほか、オーストリアのザルツブルグ、韓国の平昌の3都市が立候補。IOC委員が投票を行った結果、まず1回目では過半数を得た都市がなかったため、最下位のザルツブルグが落選し、その後行われた決選投票でソチが51票を獲得し、47票の平昌を抑えて開催地となった。
またこの投票結果は2016年の夏季大会誘致を目指す東京都の開催に大きく影響するといわれているが、デイリーによると平昌が落選したことによってそのマイナスの影響は減るのではないかと指摘している。
出典
編集- TOKYO Web(スポーツ) 『14年開催地はソチ ロシアで初の冬季五輪』 — 東京新聞, 2007年7月5日
- デイリースポーツonline 『14年冬季五輪の開催地はソチに決定』 — デイリースポーツ, 2007年7月5日