2008年ノーベル物理学賞、南部陽一郎氏及び小林誠氏・益川敏英氏の3人へ

【2008年10月7日】

スウェーデン王立科学アカデミーは7日(UTC+1)、ノーベル物理学賞アメリカ南部陽一郎氏及び日本の小林誠氏、益川敏英氏に贈ることを決めた。ノーベル財団の公式ウェブサイトが同日に掲載した。

発表によると南部氏が「素粒子物理学核物理学における自発的対称性の破れの発見」として、小林氏と益川氏は「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」としてそれぞれ受賞理由を挙げている。(小林氏と益川氏については小林・益川理論なども参照のこと。)

また、同財団によると受賞には1000万スウェーデン・クローナの賞金があり、南部氏に半分、小林氏と益川氏にはそれぞれ4分の1が与えられる。

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