2007年日本シリーズ 中日53年ぶりの日本一奪還

【2007年11月2日】 日本経済新聞によると、プロ野球2007年日本シリーズ(7戦4勝制)・中日ドラゴンズ北海道日本ハムファイターズ第5試合が11月1日にナゴヤドームであり、1-0で勝利した中日が4勝1敗の成績で1954年以来53年ぶり2度目の日本シリーズ優勝を決めた。

この試合は山井が8回まで1人のランナー・ヒットも許さない完全試合ペースだったが、9回に岩瀬に継投。その岩瀬も3人を抑えて継投ながらも日本シリーズ初の完全試合で日本ハムを完封したものである。日刊スポーツによると、一方の中日打撃陣は2回に1アウト2塁から平田が犠牲フライを打ち1点を先制し、それを守った。朝日によると、このシリーズの最優秀賞(MVP)は中村紀が選ばれた。

朝日によると、中日はまだ出場してない東北楽天イーグルス(2005年加盟)や消滅球団を除けば既存チームで日本一から最も遠ざかっていた。

また朝日と日刊によると、本年度の大会から日本シリーズはペナントレースで優勝したチーム同士の対戦ではなく、ペナントレース上位3チームのトーナメントクライマックスシリーズを制した球団同士で争う方式に見直された。中日はペナントレースは2位だったが、その後のセ・リーグ初の同大会で阪神との第1ステージで2連勝、巨人との第2ステージも3連勝の5連勝で勝ち上がった。そして今回の日本シリーズも初戦こそ負けたが第2試合以後4連勝で日本一を決めた。ペナントレース優勝チーム以外の日本一は今回の中日が初のことである。

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