2006Jリーグ・浦和レッズ初優勝
【2006年12月2日】
埼玉新聞によると、2006年度サッカーJリーグは12月2日にJ1、J2とも最終戦が行われ、J1では浦和レッズが地元・埼玉スタジアムでのガンバ大阪との試合を行い3-2で勝利し、年間リーグ優勝を決めた。
この試合はいったんガンバに先制点を許したが、前半27分にポンテ、44分にワシントンの両外人選手のゴールで逆転。後半も三都主から田中闘莉王と渡ったボールをワシントンがヘディングでこの日2点目の得点を挙げてリードを広げる。終盤ガンバに1点差に追い上げられるもそのまま逃げ切って勝利した。
レッズは2004年(当時2シーズン制)の第2ステージで優勝したことがあるものの、年間優勝は初めて。
東京新聞によるとこの優勝決定戦は地元で行われたこともあってJリーグ新記録となる62,241人の観衆を集めて行われ、同シーズンのレッズホームゲームの全体の入場者も77万人を越えたという。
また、スポーツ報知、日刊スポーツによるとJ1・J2の入れ替えをめぐる攻防も決着し、J1ではセレッソ大阪が1-3で川崎フロンターレに敗れ、またアビスパ福岡が1-1でヴァンフォーレ甲府と引き分けて勝ち点27で並んだが、得失点差でアビスパが16位で入れ替え戦出場、セレッソは17位でJ2自動降格となった。
一方のJ2では柏レイソルが湘南ベルマーレに3-0で勝利、またヴィッセル神戸は1-2でベガルタ仙台に敗れたため、レイソルが2位でJ1復帰(自動昇格)を決定。ヴィッセルは3位で入れ替え戦進出となった。
ヴィッセルvsアビスパの入れ替え戦は12月6日(神戸ウィング)と12月9日(博多の森球技場)のホームアンドアウェー2試合の成績で争う。なお既にウィキニュースで報じているように、京都パープルサンガのJ2降格と横浜FCのJ1昇格は決定している。
出典
編集- WEB埼玉 『浦和が初のJリーグ制覇』 — 埼玉新聞, 2006年12月2日
- 中日Web Press 『浦和、悲願のJ初制覇 地元密着で観客も新記録』 — 東京新聞, 2006年12月2日
- 『C大阪降格、福岡16位…J1最終節』 — スポーツ報知, 2006年12月2日
- nikkansports.com 『柏大勝で逆転昇格決定/J2』 — 日刊スポーツ, 2006年12月2日