2006年度大学入試センター試験、雪の影響はわずか

【2006年1月21日】

雪の朝となった東京の大学入試センター初日(新宿駅西口)

FNNによると21日から2006年の大学入試センター試験が各大学で、午前9時30分に「公民」の試験から始まった。午前7時現在では大雪の影響で、東海道新幹線が5分程度遅れたほかは、特に影響は出なかった。志願者数は、少子化の影響で前年よりも少ない55万282人と発表された。

東日本旅客鉄道によると、午前9時50分現在で、京葉線、湘南新宿ラインが雪の影響、中央総武線が人身事故などの影響、成田線がポイント故障で運転の見合わせを行った。また、朝日新聞によると、東武野田線の踏切で、乗用車と柏駅船橋駅行きの普通電車が衝突し、4会場で11人の受験生が試験に間に合わなかった。そのほかに、別の事故の影響でバスに乗り遅れて間に合わない受験生が1人いた。これらの受験生は、別室で受験した。

関東地方の雪のピークは昼前後と予想され、最大で3cmの積雪が見込まれた。

リスニング用のICプレイヤー:受験生ひとり一台ずつ配られた。ストップボタンは無く、一度再生ボタンを押すと止めることも巻き戻すことも出来ない。試験終了後、希望すれば持ち帰ってよい[1]。(GFDL, CC-by-sa)

一方、今回はセンター試験始まって以来初の外国語(英語)のリスニング試験が導入された。読売新聞によれば受験生461人が、再生に使用するICプレーヤーの不具合などで聞き取ることができず、301会場の合計453人が再テストを行った。

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