2005年NHK紅白歌合戦、視聴率低下に歯止め
【2006年1月3日】 朝日新聞の1月2日の報道によると、2005年12月31日夜放映された第56回NHK紅白歌合戦の視聴率が2日、ビデオリサーチ社より発表され、関東地区の視聴率が第2部(21時30分から)で42.9%と前年(2004年)の39.3%から3.6ポイントアップしたことがわかった。同番組の視聴率が再上昇したのは2001年以来のことで、特に2004年では視聴率統計を取り始めて以来初めて第2部での40%割れを記録していた。
しかし、関東以外の地域では視聴率の格差が大きく、いずれも第2部の統計で、関西が39.4%で0.8ポイントの微増。中京では3年ぶりに50%の大台となる51.1%(7.4ポイントアップ)と回復傾向にあったが、北部九州(福岡、佐賀を中心とした地域)では33.4%で4.2ポイントダウンとなり、こちらは過去最低となった。
サンケイスポーツによると、司会を務めたみのもんたさんは、1日に入院した都内の病院で、「視聴率65%を目標にしていたのに、全く自分の非力を嘆いています」と視聴率の上昇にもかかわらず語った。
朝日によると、このほかの番組の同時間帯の関東地区の民放各局の視聴率は次の通りだった。
出典
編集- asahi.com 『NHK紅白歌合戦、視聴率42.9% 地域で格差』 — 朝日新聞, 2006年1月2日
- 『みの効果!?紅白2部視聴率は42.9%、史上最低に歯止め』 — サンケイスポーツ, 2006年1月3日