麻薬密輸用の潜水艦がエクアドル警察に押収 完全潜行型は初
【2010年7月6日】
4日のロイターによると、南米のエクアドル西部沿岸のサンロレンソで、同国警察は2日に、米国へ麻薬を密輸する為に作られていた全長30mの潜水艦を発見し押収した。過去にも海面直下を航行する機能がある麻薬密輸用船舶が摘発された事はあったが、完全な潜水艦は初めてだという。
日本テレビによると、この潜水艦は5~6人乗りで積載能力は10t、上空からの熱探知をかわす空調システムなども装備していた。米国や南米の捜査当局は、麻薬密輸に潜水艦が使われるのを警戒していたが、エクアドル当局は関係者1人を逮捕し、コロンビアの麻薬組織との関連を捜査している。
情報源
編集時刻表記は全て(UTC+9)。
- 『エクアドルで麻薬密輸用の潜水艦摘発、完全潜行型は初』 — ロイター, 2010年7月6日14時3分
- 『麻薬運搬用の潜水艦、ジャングルで押収』 — 日本テレビ放送網, 2010年7月6日11時22分(リンク先に動画あり)