鹿児島県阿久根市長が選挙運動中のブログ更新で書類送検

【2009年9月28日】 朝日新聞によると、鹿児島県阿久根市竹原信一市長が2008年8月に行われた阿久根市長選挙の期間中に、インターネットブログを更新し、公職選挙法の文書図画の頒布に違反する恐れがあるとして、鹿児島県警鹿児島地方検察庁に竹原市長を書類送検したことが9月26日(UTC+9 以下同)にわかった。送検は9月10日付で行われた。

読売新聞九州版によると、竹原市長は2008年8月に行われた阿久根市長選挙の運動期間中、連日ブログを更新し、市長自らの主張や他の立候補者の批判記事を掲載。同市の選挙管理委員会から公選法に触れる恐れがあるとして更新を停止するように求められたが、竹原市長はそれを聞き入れず選挙戦最終日に更新を止めるまで更新し続けた。この事から鹿児島県議会と阿久根市議会の議員28人が2009年1月になって「ブログの更新は公選法で規定されているビラ(チラシ)ではないので、明らかな違法」として竹原市長を告発した。

公選法では選挙運動が行われている期間中はビラ以外の文書・図画の頒布を禁じており、総務省もブログの画面・更新はそれぞれ法定外の文書図画、頒布とみなしているため、公選法違反に抵触するとの見方を示している。

竹原市長は9月7日に読売新聞九州版の取材で「8月にあった衆議院総選挙で、自民民主とも、選挙期間中にホームページを更新している。本来公選法は金のかからない選挙を行うことを目的としていて、総務省がブログの更新を問題とする倫理は破たんしている」と話していた。また毎日新聞によると、竹原市長は「ブログは個人的な日記なので、更新は公選法違反ではない」と主張しているという。

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