香川県情報通信交流館から利用者の個人情報流出の恐れ

【2008年2月29日】

香川県情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)の来館者用パソコンが2月13日までの約2ヶ月間、ウィルス感染した状態で使用されていたことが、同館の運営会社「かがわ県民情報サービス」と香川県が各公式サイトで15日明らかになった。

それによると、同館のインターネット体験コーナーに設置されていたパソコンの1台が、2007年12月12日から2008年2月13日の約2ヶ月間、トロイの木馬系ウィルスに感染されたままの状態で利用者のインターネット体験に使用されていたことがわかった。同館では、その間に同パソコンを使用した利用者の個人情報が流出した可能性と、利用者が持ち込んだUSBメモリなどのメディアを通じて他のパソコンにウィルスが感染した可能性があるとして、同館ウェブサイトにお詫びを掲載するとともに、その間にユーザーIDとパスワードを入力するウェブサイトなどを利用した利用者には、パスワードの変更および同館への連絡を促している。

情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)は、2004年4月4日に、サンポート高松内のシンボルタワー4・5階に開館した県民リテラシー向上を目的とした施設。香川県で初めてPFI方式で整備され、凸版印刷株式会社などによるJVである運営会社「株式会社かがわ県民情報サービス」が設営・運営を行っている。

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