首都圏・近畿地方のテレビ局で「アナログ終了」字幕を終日表示

【2010年9月7日】 日経BPと山梨日日新聞によると、関東地方首都圏)と山梨県、及び近畿地方の民間テレビ放送は9月6日から地上デジタルテレビ放送の完全移行を周知徹底するためのアナログ放送での字幕表示を常時行うことになった。

日経BPが近畿総合通信局などの話として紹介したところによると、これは「アナログ放送終了や受信障害対策の共同受信障害の対応」についての注意喚起を行うためのもので、受信障害対策の共同受信施設のデジタル対応率は全国で45.6%(2010年3月末)と対応が遅れているためである。山梨日日によると、このアナログ終了告知の字幕は番組開始の約1分程度放送しており、常時表示は当初来年1月から実施する予定だったが、このことから前倒しで実施することになった。

山梨日日によると、アナログ終了の告知字幕は番組提供・協賛社のスポンサー表示、及びCMが放送されている時間を除く原則ほぼ全時間で常時表示を行う。NHKは時間帯を限定して字幕を表示する予定である。

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