風見しんごさんの長女死亡交通事故、高裁も実刑判決を下す
【2007年9月30日】
東京新聞、日刊スポーツによると、東京都世田谷区の交差点で2007年1月17日に発生した タレントの風見しんご氏(44歳)の長女(享年10歳)をトラックではねて死亡させた交通事故で、業務上過失致死罪に問われていた元会社員の23歳の被告に対し、東京高等裁判所は9月28日、2007年6月6日に東京地方裁判所が下した禁固2年(求刑禁固3年)の一審判決を支持し、被告が起こした控訴を棄却した。
判決によると、被告は2007年1月17日の朝、交差点で右折を行う際、安全確認を怠い時速15~20キロで走行して、青信号で横断歩道を渡っていた風見氏の長女をはねて死亡させた。
被告の弁護側は「実刑は重い」と訴え、執行猶予を付けるように求めたのに対し、裁判長は「運転手として基本的な注意義務に違反し、非常に重大な過失を犯している。執行猶予を付ける事を認める事はできない。」と述べ、控訴棄却を決定した。
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出典
- TOKYO Web 『元会社員に2審も禁固2年 風見さん長女事故死で』 — 東京新聞, 2007年9月28日
- nikkansports.com 『風見の長女事故で二審も禁固2年』 — 日刊スポーツ, 2007年9月28日