青梅市の森林火災が鎮火

【2021年2月24日】

2021年2月23日から東京都青梅市で続いていた火災について、東京消防庁は24日、14時45分頃にほぼ消し止めたと発表した[1]青梅警察署は火災の原因として、火元の住宅に在住する60代の男性がその庭で行っていたたき火を挙げている[2]

この火災においては、23日の13時20分頃に火元の木造住宅から出火し、さらにその20分後には火元から北西に約300m離れた寺院の「雲慶院」からも火が上がったうえ、その寺院の近隣森林にも火の手が広がった[3]。24日11時時点では、火災は建物については収まったが、森林において続いていた[4]。この火災により、JR青梅線の奥多摩駅から青梅駅までが約3時間運転見合わせを行ったため[5]、約300人の乗客に影響が及んだ[3]

陸上自衛隊が保有するUH-1Jヘリコプター(2012年撮影)

東京都は24日午前2時に、自衛隊に対する災害派遣要請を行った[6]。陸上自衛隊はこれに応じて、立川駐屯地UH-1ヘリコプターを派遣した[4]

情報源 編集

  1. 安達恒太郎 『東京・青梅の山林火災 24日午後3時前にほぼ消し止める』 — 毎日新聞, 2021年2月24日
  2. 東京・青梅の山火事、27時間後にようやく鎮火…たき火が原因か』 — 読売新聞, 2021年2月24日
  3. 3.0 3.1 柿崎誠 『東京・青梅で2軒全焼 300メートル先の寺院にも飛び火か』 — 毎日新聞, 2021年2月23日
  4. 4.0 4.1 東京 青梅の火災 消防や災害派遣の自衛隊ヘリ 放水続く』 — 日本放送協会, 2021年2月24日
  5. 青梅で住宅火災、近くの寺や山林に延焼…JR線3時間の運転見合わせ・道路も通行止め』 — 読売新聞, 2021年2月23日
  6. 柿崎誠 『東京・青梅の山林火災、24日も消火活動続く』 — 毎日新聞, 2021年2月24日

外部リンク 編集