阪神電鉄・阪急HDのTOB成立

【2006年6月24日】 20日、阪急ホールディング株式会社は5月30日から進めていた阪神電鉄株式の公開買い付け(TOB)の結果を公表、当初予定していた株式の45%以上となり公開買い付けが成立し、阪神電鉄が6月27日に連結子会社となることを発表した。

朝日新聞によると、応募を村上ファンドだけに抑えたい両社が、ぎりぎりの成立条件として打ち出した「45%」をはるかに上回る63.71%、買い付けに必要な資金は1,800億円の想定から2,500億円に膨らんだ。両社のトップは会見で、統合効果を数値で示すことなどを訴えたが、株価はともに低迷している。最後の関門となる29日の株主総会でも、厳しい質問が出そうだ。

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