関東甲信地方を中心に豪雨、東京・豊島区の雑司が谷では下水道工事中の作業員が流される

【2008年8月6日】

朝日新聞によると5日、関東甲信地方を中心に豪雨となった。気象庁によると1時間雨量は茨城県大子町で73.5mm、千葉県成田市で72.0mm、東京都千代田区で58.0mmと非常に激しい雨が降っている。気象庁は豪雨による低地の浸水、河川の急な増水・氾濫、土砂災害などの警戒を呼びかけた。

朝日新聞によると5日午後0時15分ごろ、東京都豊島区雑司が谷2丁目の下水道工事中の作業員が流されたという通報が入った。警視庁東京消防庁の情報によると地下で作業していた6人が流されて1人が自力で脱出した。しかし、読売新聞によると午後2時25分ごろ事故現場から約3km離れた文京区神田川で大島浩さん(49)が発見されたが搬送先の病院で死亡が確認された。

朝日新聞によると東京都下水道局の話では作業は下水道の雑司が谷幹線の再構築工事をしていた際、急に増水して流されたという。

同新聞によると関東甲信越地方では4日夜から前線が停滞して各地でを伴った豪雨となっている。気象庁は午後0時23分、東京23区に大雨洪水警報を出していた。また、豊島区南大塚では正午からの1時間に60mmの非常に激しい雨が降った。

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