関東学院大のラグビー部員が大麻草栽培で逮捕

【2007年11月10日】

日刊スポーツによると、関東大学ラグビーリーグ戦グループに所属する名門校の関東学院大学ラグビー部員の2名がマンション大麻草を育てたとして大麻取締法違反の疑いで神奈川県警金沢警察署に逮捕された。逮捕されたのは同大学ラグビー部の中村大樹(21歳)と梅埜桂嗣(20歳)の2容疑者である。

日刊によると、11月9日夕方に同大学職員から2選手が大麻草を栽培していると連絡があり、春口広ラグビー部監督(58歳)が直接彼らの住んでいたマンションを訪ねて事情聴取し、栽培していたことを確認し警察に2人を連れて出頭した。デイリースポーツによると、逮捕された2選手は「3月ごろ渋谷で大麻草の種を買った」ことを供述した。押収された大麻草は充分に育っていないが、吸引パイプに使った形跡があったこともわかり、梅埜選手は「大麻吸引をしたことがある」と供述した。また、2選手は「自分らが吸うために育てた」と説明していたが、押収された大麻が16本あり多いため、他人への譲渡の疑いがなかったかについても調べを進める。

東京新聞によると、同大学は11月9日夜会見を行い、当初「個人の問題なので他のメンバーに責任がない」として逮捕された2選手以外の部員で残りの試合を行う予定にしていた方針を関東ラグビーフットボール協会の「社会の常識にそぐわない」として撤回し、2008年3月末までラグビー部の活動自粛と、関東リーグ戦グループの残り1試合と全国大学選手権大会の出場取り止め、並びに11月4日に事実上優勝を決定していたリーグ優勝の返上を決めた。また逮捕された2選手も退部処分にすることに決めた。

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