関東から九州北部で一斉に梅雨明け

【2010年7月17日】

時事通信によると、日本気象庁は7月17日(UTC+9)、九州地方の北部、中国四国近畿北陸東海、並びに関東・甲信地方梅雨明けしたと見られると発表した。

47NEWSによると、四国は平年並みであるが、九州北部は1日、近畿は2日、中国、東海、関東・甲信は3日、北陸は5日それぞれ平年より早い梅雨明けとなった。また時事によると2009年から見て関東・甲信は3日遅れ、他は昨年の梅雨明けの特定ができなかった中国、北陸を除いて13-18日程度早かった。

47NEWSとNHKによると17日は各地とも高気圧に覆われて晴天が広がり、今後向こう1週間も気圧の谷の影響で雲が多い時期もあるものの概ね良い天気になる見込みであるという。気象庁の調べで7月17日午前11:00の気温[1]

などのように、各地で30℃以上の真夏日が記録されている。

NHKによると、午後も広い範囲で晴れて気温は更に上がるが、上空に寒気が残る影響で山沿いなどで大気の状態が不安定なため激しい雷雨が降る恐れもあるため、これまで降雨が多く降った地域では引き続き土砂災害、川の急な増水、落雷、突風に警戒を呼びかけている。また47NEWSによると、九州地方の南部については局地的に強い大雨が降っているため、現段階での梅雨明けは見送られた。また既に沖縄県奄美地方では梅雨明け宣言している。

梅雨時の降雨量は全般的に多め

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47NEWSによると今年の梅雨は全体的に降水量が多く、徳島市で平年の2倍の453.5mm、福岡市で639.5mm、広島市567.5mm等を記録した。しかし関東では平野部を中心としてまとまった雨が少なく、東京都心で159mm、新潟市でも202.5mmだった。

情報源

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  1. NHKより