野口英世アフリカ賞の創設決まる

【2006年7月29日】

野口英世、母と(野口英世記念館蔵)

28日の午前 (UTC+9) 開かれた日本政府の閣議で、アフリカの医学研究・医療活動分野における卓越した業績に対して表彰し贈る野口英世アフリカ賞の創設が決まった。 閣議後の記者会見で安倍晋三官房長官は「政府としては、この賞をノーベル賞にも匹敵する国際的な賞にしていきたい」と述べるとともに内閣府に準備室を設置して、準備を行っていくことを明らかにした。

同賞は5月に小泉純一郎首相がガーナの首都アクラを訪れた際にジョン・アジェクム・クフォー大統領との会談した際に創設を提案していたもので、26日に明らかになった概要によれば、アフリカでの感染症等の疾病対策のため、医学研究又は医療活動の分野において顕著な功績を遂げた存命中の個人、団体に送られるとされており、賞金はノーベル賞を超えない1億円程度を想定、5年毎に実施。受賞者の選定は推薦委員会を経て、決定委員会で決定される2段階方式を予定し、第1回の授賞は2008年のアフリカ開発会議の機会を予定しているという。

なお同賞の名称に関して、朝日新聞によれば検討時点で財団法人野口英世記念会が贈る野口英世記念医学賞(1957年創設)があることが判明し、似すぎないように検討したという。

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