訃報 鈴木ヒロミツ氏
【2007年3月16日】 スポーツ報知によると、日本のタレント・鈴木ヒロミツ氏(本名:鈴木弘満)が3月14日午前10時2分、肝細胞がんで千代田区の病院で死去した。60歳。
デイリースポーツによると、鈴木氏は昨年末体調不良を訴え、今年1月に診察を受けた際、余命3ヶ月の末期がんと診断を受けた。その際残りの人生を家族とともに過ごすことを決め、自宅で療養しながら通院をしていた。しかし3月13日の通院の際、肝不全となりそのまま入院。14日も朝までは意識があったものの次第に薄れ、家族に看取られながら息を引き取った。
スポーツ報知によると、鈴木氏はグループサウンズのユニット「モップス」の一員として歌手デビュー。1971年にモービル石油のCM「気楽に行こう」でガス欠の車を押すシーンが知られる。その後は俳優としても活躍し、今年5月に上映される予定の映画「歌謡曲だよ人生は」では不治の病を告げる医師の役を務めていた。
出典
編集- 『鈴木ヒロミツさん死去 肝細胞がん発見時すでに手遅れ』 — スポーツ報知, 2007年3月15日
- デイリースポーツonline 『ガンと闘った鈴木ヒロミツさん逝く』 — デイリースポーツ, 2007年3月14日