訃報 絵門ゆう子さん
【2006年4月7日】 中国新聞、産経新聞、朝日新聞によると、NHK元アナウンサーで、エッセイストの絵門ゆう子(えもん ゆうこ、本名:三門裕子=みかど ゆうこ)さんが、4月3日午後10:43、聖路加国際病院(東京都中央区)で転移性乳癌により死去した。49歳だった。
絵門さんは、津田塾大学卒業。1979年に入局したNHKのアナウンサー(旧姓・池田)として、報道番組などに出演。1986年にフリーとなり、キャスター、女優など多方面で活躍していた。しかし、2000年にガンを患っていたことを自ら明らかにし、講演会やエッセイなどを通して、自らの体験を語っていた。
朝日新聞によると、絵門さんは4月3日、自宅で風呂上りにマッサージを受けていた最中に呼吸が苦しくなって聖路加国際病院に運ばれたが、家族や主治医の立ち会う中で息を引き取ったという。
出典
- 『元NHKアナ、絵門ゆう子さんが死去 がん公表のエッセイスト』 — 中国新聞, 2006年4月6日
- Sankei Web 『絵門ゆう子さんが死去 49歳 がん公表の随筆家』 — 産経新聞, 2006年4月6日
- asahi.com(上野創) 『絵門ゆう子さん逝く 発信続け最期まで希望』 — 朝日新聞, 2006年4月6日