訃報 灰谷健次郎氏
【2006年11月25日】 毎日新聞などによると児童文学作家の灰谷健次郎さんが23日午前4時30分、食道がんのため静岡市長泉町の病院、静岡がんセンターで死去した。72歳だった。故人の遺志により、葬儀、告別式、お別れ会といったものは行われなかったが、親族だけでなく生前に親交のあった人びとが次々と最後の別れに訪れた。
中日新聞によれば、健次郎さんは神戸市出身。1991年、沖縄県渡嘉敷村に移住した。
1997年には、神戸市で起きた事件の少年容疑者の顔写真を週刊誌に掲載した新潮社を批判し、同社とのすべての契約を解消した。
日刊スポーツによると、2004年12月に食道がんであることが判明。東京女子医科大学病院で手術をしたが、2006年9月26日に静岡がんセンターに再入院していた。
出典
- 『訃報:灰谷健次郎さん 72歳 死去=児童文学作家』 — 毎日新聞, 2006年11月24日
- asahi.com 『「兎の眼」「太陽の子」の作家・灰谷健次郎さん死去』 — 朝日新聞, 2006年11月23日
- 『灰谷健次郎氏死去』 — 中日新聞, 2006年11月23日
- nikkansports.com 『灰谷健次郎さん食道がんで死去』 — 日刊スポーツ, 2006年11月24日
- 『灰谷健次郎氏死去 児童文学作家』 — 東京新聞, 2006年11月24日