【2006年7月1日】

第82、83代内閣総理大臣を務めた橋本龍太郎氏が1日午後2時、東京都の国立国際医療センターで多臓器不全、敗血症性ショックのため亡くなった。68歳だった。スポーツ報知によれば6月4日に腹痛のため入院、腸管虚血と診断され、5日には大腸と小腸を切除する手術を受け、集中治療室で治療が行われていた。

橋本氏は1963年に父親の急死を受け、衆院選挙に出馬。当時最年少の26才で初当選。1978年には厚生大臣に就任、以後大蔵大臣、運輸大臣、通産大臣を歴任し、1996年に内閣総理大臣となった。2005年には政界を引退。初当選以来、連続14回当選し、衆議院議員を務めた。

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