訃報 木下順二氏
【2006年11月30日】 毎日新聞などによると民話を基にした名作『夕鶴』や壮大な叙事詩劇『子午線の祀り』など戦後演劇を代表する戯曲を書いた劇作家、小説家の木下順二さんが同年10月30日に肺炎のために東京都文京区の病院で死去していたことが29日にわかった。92歳だった。葬儀は故人の遺志により行わなかった。
毎日新聞、朝日新聞によると順二さんは1914年東京都本郷生まれ。自宅は東京都文京区。朝日新聞によれば、お別れ会は来年4月に、故人の『沖縄』の公演に併せて行うことを、劇団民藝が予定している。
出典
- アサヒ・コム 『故木下順二さんの「お別れの会」、来年4月に』 — 朝日新聞, 2006年11月30日
- アサヒ・コム 『劇作家の木下順二さん死去 「夕鶴」「子午線の祀り」』 — 朝日新聞, 2006年11月30日
- 『木下 順二さん(きのした・じゅんじ=劇作家)』 — 北海道新聞, 2006年11月30日
- 『木下順二氏が死去 戦後を代表する劇作家』 — 岩手日報ニュース, 2006年11月30日
- YOMIURI ONLINE 『「夕鶴」の劇作家・木下順二さんが死去』 — 読売新聞, 2006年11月30日
- 東京夕刊 『木下順二さん死去:戦後の演劇を導く 戦争責任も警鐘』 — 毎日新聞, 2006年11月30日
- くまにちコム 『木下順二氏死去 劇作家』 — 熊本日日新聞, 2006年11月30日