【2006年1月24日】 読売新聞、産経新聞、四国新聞の1月23日の報道によると、日本童謡歌手川田正子さんが1月22日午後8時31分に虚血性心不全のため死去した。71歳。

読売と産経によると、川田さんは東京都出身。1942年に7歳で歌手として芸能界入りし、コーラス合唱団音羽ゆりかご会で活躍。デビュー当初は特に軍歌風の楽曲が中心だったが、戦後に入り本格的な童謡に挑戦。特に1945年の「里の秋」と1946年の「みかんの花咲く丘」が大ヒットした。妹2人も童謡歌手だったことから「川田三姉妹」として注目された。

1947年に変声のために一旦歌手活動を引退し、武蔵野音楽大学で音楽を学び、1979年に森の木児童合唱団を結成。近年は童謡だけでなく日本歌曲やカンツォーネなどにも取り組んでいた。またブラジルカナダでも日系人向けコンサートも行っていた。

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