【2009年7月30日】

毎日新聞スポーツ報知日刊スポーツによると、俳優山田辰夫(やまだ・たつお)氏が26日午前10時15分(UTC+9、以下同様)、胃癌のため東京都西多摩郡日の出町の病院で死去した。53歳だった[1][2][3]

1980年、映画『狂い咲きサンダーロード』(石井聰亙監督)の主演で映画デビューし、個性派俳優として多くの映画作品に出演[1][3]。映画『おくりびと』(滝田洋二郎監督)では、妻に先立たれた農民役を演じた[2][3]

2005年6月に胃がんが見つかり、胃を全摘出する手術を受けた。その後、入退院を繰り返しつつ仕事を再開していたが、2008年暮れに腎臓と腸への癌の転移が見つかり再入院。6月26日に自らの意志で日の出町の病院のホスピス病棟へ転院していた[2][3]

2009年10月24日公開予定の映画『沈まぬ太陽』(若松節朗監督)が遺作となった[1][2][3]

情報源

編集
  1. 1.0 1.1 1.2 毎日jp 『訃報:山田辰夫さん53歳=俳優 「おくりびと」など出演』 — 毎日新聞社, 2009年7月27日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 スポーツ報知 『山田辰夫さん死去…53歳名脇役、病魔に勝てず』 — 読売新聞, 2009年7月28日
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 nikkansports.com 『「おくりびと」農民役の山田辰夫さん死去』 — 日刊スポーツ, 2009年7月28日