訃報 佐藤隆騎手
【2006年8月11日】 日刊スポーツによると、船橋競馬場の佐藤隆騎手が8月8日埼玉県川口市の病院で亡くなった。49歳だった。
佐藤騎手は1974年、船橋競馬場・佐々木清明調教師の厩舎から騎手デビューし、2003年ネームヴァリューでの帝王賞(大井)、2004年アジュディミツオーでの東京ダービー(同)など重賞47勝を含め1万2,912戦1,210勝を挙げていた。
サンケイスポーツによると2006年4月25日、浦和競馬場の第5競走にトーセンフォワードで騎乗中に落馬。頭蓋骨骨折し意識不明となり入院していたが、8月8日に重症頭部外傷、急性硬膜下血腫、脳挫傷、静脈洞損傷などによる肺炎のため死去した。
サンケイスポーツによると、地方競馬のレース中の事故で騎手が死亡したのは2000年の浦和競馬場に於ける松井達也騎手、中央競馬を含めると2004年の竹本貴志騎手以来となる。
出典
- nikkansports.com 『佐藤隆騎手、意識戻らず死去』 — 日刊スポーツ, 2006年8月10日
- SANSPO.COM 『船橋のいぶし銀、佐藤隆騎手死す…帝王賞、東京ダービーV』 — サンケイスポーツ, 2006年8月10日