【2006年1月5日】

朝日新聞によると、日本のスキー界の草分け的存在であるスキーヤー、三浦敬三氏が1月5日、多臓器不全のため東京都文京区の病院で亡くなった。101歳だった。

三浦氏は青森県青森市の生まれ。1947年に全日本スキー連盟の一般スキー技術員となって以来、スキー教程の編集にも関わるなど、日本のスキー界の発展につくした。70歳を超えても現役でありつづけ、息子の三浦雄一郎氏や孫の三浦豪太氏とともに1981年にはキリマンジャロ山を、日刊スポーツによると2003年にはアルプスのモンブラン氷河を親子3代で走破するなど、生涯スポーツとしてのスキーの普及に貢献した。また産経新聞によれば、山岳写真家としても著名で、1961年には世界山岳写真ビエンナーレ展に入賞していた。

読売新聞によれば、2005年9月に脳梗塞を起こして入院していた。

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