【2008年7月12日】 読売新聞によると、アメリカ鉄板焼きのチェーン店「ベニバナ」を運営していた邦人実業家のロッキー・青木こと青木広彰氏がアメリカ・ニューヨークの現地時間7月10日夜、同市でガン等による合併症で死去したことを、ベニバナの広報担当者が11日(同)発表した。69歳だった。

読売新聞と共同通信によると、青木氏は1959年、大学在学中にアマチュアレスリングの選手としてアメリカに遠征した後1960年から同国に留学。1964年に鉄板焼きチェーン店「ベニバナ」をニューヨークで開業し、シェフが利用客の目前でナイフを操って料理するパフォーマンスがブレーク。その後日本料理レストランがアメリカに進出するきっかけを作った。また1981年には気球太平洋横断を達成するなど、冒険家としても知られていた。ファッションモデルとして活躍するデボン青木さんはロッキー氏の実娘である。

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